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現在はペットブームといわれておりますが、我が家にも犬が一匹おります。
雄のシーズー犬で、名前は「メロン」。
毛を切らないとすぐ毛むくじゃらになってしまいます。
いつも活発で、忠実で、どんな人や犬にもとてもフレンドリーに接します。
「メロン」は2005年の1月に近くのペットショップで購入しました。売れ残りで、既に生後1年を経過しておりました。まだお店にいた時はとても人懐っこくて、次男が見に行くといつもゲージから飛び出しそうにはしゃいで喜んでいました。

次男はどうしても「メロン」を飼いたくて飼いたくて、犬嫌いの妻にせがみました。しかたなく、冬のある日曜日に、私と妻、長男、次男の家族四人でお店に見に行きました。
するとそこには、ゲージに体当たりしながら体いっぱいに喜びを発散している「メロン」がいました。
ふと、横にいた妻を見ると、犬を飼うことに大反対していた妻のその顔には満面の笑みが浮かんでおりました。本当に心のそこからにじみ出たような愛情をたたえた笑顔でした。
「すごい!この犬は一人の人間を一瞬で変えた!!」・・・・・・・・・・・・・・・
その日以来、「メロン」は我が家の一員となったのです。
今では、「メロン」に最も愛情を注いでいるのは妻です。犬は嫌い、いや、動物全体を嫌いと言っていた妻の変身ぶりにはほんとうに驚かされます。
妻はいつもやさしい眼差しで「メロン」を見つめ、幼子に対してと変わらぬ調子で声をかけます。そんな時の妻は、本当に癒されてるなと感じます。
犬は、美術や文学、映画、音楽と同じように、人間の内面を表現し、その内的世界を探求する生き物と考えられているそうです。
妻を見ていると、犬は嫌いといいながら、実は生き物に対する深い愛情をもっていて、その真実の内面を「メロン」が引出したのだと感じました。
犬って本当にすばらしい、奥深い生き物なんだなとつくづく思う今日この頃です。
最後に、作者は不明ですが、イギリスで話題になった「犬の十戒」という詩を紹介しておきます。
【犬の十戒】
一、ぼくの寿命は10年から15年くらいです。
ちょっとの間でもあなたと離れることは、とても辛いことなのです。
ぼくを飼う前に、このことを思い出してください。
二、あなたがぼくに何を望んでいるのか、ほくが理解できるまで時間をください。
三、ぼくを信頼してください。あなたの信頼なしにぼくの幸せはありえません。
ぼくを信頼してください。
四、長い時間怒ったり、お仕置きで閉じ込めたりしないでください。
あなたには仕事があるし、遊びの時間があるし、友達もいます。
でも、ぼくにはあなたしかいないのです。
五、時々はぼくに話しかけてください。あなたの言葉の意味はわからなくても、
あなたの声は良くわかるのですから。

六、あなたがぼくにどう接するか、覚えておいてください。
ぼくは、そのことを絶対に忘れません。
七、ぼくを叩く前に、思い出してください。
ぼくはあなたの手の骨くらい簡単に噛み砕くことのできる歯を持っているけど
ただ、噛まないだけだということを。
八、言うことを聞かない、分からず屋だ、怠け者だ・・・・・
そう言ってぼくを叱る前にもう一度考えてみてください。
もしかしたらぼくは、きちんとした食事を貰っていないのかもしれない、
暑い中ずっと外にいたのかもしれない。
もしかしたらぼくは、心臓が弱ってきているのかもしれないと。
九、ぼくが歳を取ったら、よく世話をしてください。
あなたも同じ、やがて歳を取るのですから。

十、ぼくが天国へ逝くときは、そばにいてください。
「見ていられない」とか「わたしのいない間に・・・」なんて
、絶対に言わないでください。あなたがそばにいてくれ
るだけで、ぼくは安心できるのです。
そして・・・
忘れないでください。
ぼくはいつも、あなたを愛しています。
ジュリアン出版局「犬の十戒」より

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