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私たちは現在、IT(情報技術)時代の真っ只中にいます。社会はめまぐるしく速いスピードで動いており、
多くの情報が飛び交う中で、それらをすばやく読み、聞き、考え、書き、発信しなければなりません。
これらの作業を潤沢に行なう為には、短時間に多くの知識を生産し創造する能力が必要となります。
高度成長時代では、取り組む仕事や、目標、ライバルが明確で、一生感銘努力し、競争に打ち勝てば、
それなりに報われる社会でした。

しかし、現在のようなインターネットという情報のるつぼで、誰でもどんな情報も入手できる世界では、 自分で有益な情報を判断し、選択し、それを処理し、知識として整理し、ビジネスを創造し、発信して行く必要があります。
ライバルはいません。あなたの頭脳次第で、いくらでもビジネスを創造できる時代となっているのです。
このような時代を生きてゆく為には、質の良い脳を作ることが不可欠です。
質の良い脳とは、すなわち コンディションの整った、クリアな脳の状態です。
この様な状態を保つ為に重要なことは、脳を疲れさせないことです。
適度な脳の休息、すなわち適度な睡眠で、脳を休ませることが絶対に必要なのです。
一方、多くの情報を処理し、知識を生産し創造しなければならない知的生活を充実させる為には、それに没頭し充電する時間も必要となります。
すなわち、充分な睡眠を取り脳を休めつつ、充分な知的時間も確保することが不可欠なのです。
そこでポイントとなるのは、いかに効率的で快適な睡眠をとるかということです。
ここでは短時間睡眠を推奨しているわけではありません。眠りのメカニズムの基礎的な知識を利用して、
自分に合った、質の良い睡眠法を見つけるということです。
■交感神経と副交感神経のスイッチ■
まず、単純なことですが、眠いときが一番良く眠れるときです。
疲れて仕事から帰って、机に向かってもどうしても眠いときはそのまま寝てしまうに限ります。
無理に書籍や、インターネットに向かってもほとんど身に付きません。

私たちの体には、脳から全身に自律神経が張り巡らされています。この神経は交感神経系と副交感神経系とに分かれていて、それぞれ違う働きをしています。
まず交感神経系は、私たちが起きて活動しているときに働きます。一方、副交感神経系は、ホルモン分泌、体調の調整、新陳代謝など、主に眠っているときや、リラックスしているときに働きます。
この2つの神経系がスイッチオン/オフと切り替えながら生命活動をしているのです。
本当に眠いときは、交感神経から副交感神経へスイッチが切り替わったときなのです。
言い換えれば、眠る態勢が整った状態ということです。

反対に、なかなか寝付かれないときは、交感神経が活発に働いて、副交感神経へうまく切り替わらない状態です。
そんなときは、ゆったりとソファーに座って、静かな音楽でも聞いてリラックスしましょう。そうして、副交感神経へ切り替わる態勢を作ることがポイントです。
できれば自分なりのリラックス法を考え、習慣化することをお勧めします。
その他にも、スムーズな副交感神経への切替の為に、以下の点にも留意する必要があります。
@ 寝る2時間以上前に食事を済ます・・・胃が消化のために活発に働くと、その情報が脳に伝わり刺激と
なり、熟睡を妨げます。反対に空腹の状態でも、脳にばかり血液が集まってしまい、脳を興奮させて
しまいます。適度な食事を、寝る2時間以上前に済ますことが大切です。
A 日中は前向きに活動的にすごすこと・・・適度な運動を毎日規則正しく行い、前向きにさまざまな思考
をめぐらせ脳を活発に働かせ、交感神経を適度に疲れさせます。
B 毎日、規則正しい時間に寝て、起きる・・・体内時計が正常に働き、睡眠と覚醒のリズムが保たれ
ます。
C 寝る前は情報をシャットダウン・・・寝る前に多くの情報に脳が対処すると興奮状態となって、熟睡
できません。
■レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを利用する■
睡眠には、浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠があり、眠りにつくとまず深い眠りのノンレム睡眠の状態となり、次に浅い眠りのレム睡眠となります。このノンレム睡眠とレム睡眠を約90分サイクルで、 一晩で4〜5回繰り返します。

そして、約90分のサイクルうち、2サイクルまでがノンレム睡眠でも最も深い眠りが訪れます。
ここに着目し、このサイクルを利用した一つの睡眠法の例ですが、まず最初の2サイクル(約4時間)の睡眠を取ってから再び起きて、自分の能力の向上させる勉強を2時間行い、そして朝までまた2時間程度の睡眠をとる。
たとえば、午後9時に会社から帰宅したら、11時に就寝して、午前3時に起きて2時間勉強、再び午前5時から7時まで寝るといった具合です。
更に、最初に深い眠りのノンレム睡眠がくることを利用し、日中に15分〜30分の仮眠や昼寝を取ることも いいでしょう。このように、睡眠をいいとこ取りで分割して取ることも試す価値はあります。
とにかく、自分の体に最も適合した睡眠法を見つけ、実践してみることが重要です。

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